シェル内のClaude (Cla)
概要
AnthropicのLLMモデルと簡単にインターフェースできるシンプルなCLIチャットツールです。ClaはChaプロジェクトをベースにしています。
背景
私はChaを開発して、ターミナルで最高のLLMモデルと簡単に対話できるようにし、シェルとのやり取りが完全に変わりました。このことは、リリース後数か月でプロジェクトが30以上のスターを獲得し、Twitter/XやRedditで宣伝したことからも分かります。しかし、2024年6月21日にAnthropicが最新の高度なモデル、Claude 3.5 Sonnetをリリースしました。AnthropicのProプランでこのモデルを試したところ、Claude 3.5がOpenAIのGPT-4モデルよりもはるかにコーディングに優れていることがすぐに分かりました。Claude 3.5は完全で複雑なReactアプリを構築できたのに対し、GPT-4はGPT-4oのリリース後でもそれができませんでした。GPT-4oは元のGPT-4モデルよりもさらに劣ると感じました。これを知って、Claude 3.5がGPT-4よりもコーディングに優れていることから、Anthropicのモデル用にChaのように動作するClaを作ることにしました。
デモ
Chaとの違い
Claは私の前プロジェクトであるChaを大幅にベースにしていますが、ClaはOpenAIのモデルではなくAnthropicのモデルを使用します。また、ClaはAnswer Search、URLページのスクレイピング、YouTubeのスクレイピング、画像生成をサポートしていません。そのため、基本的なCLIチャットインターフェース、マルチラインサポート、非対話型チャットモード(CLIまたはファイル経由)のみをサポートします。
さらに、AnthropicからAPIキーを取得する必要があります。これを行うには、Anthropicのtutorialに従うか、AnthropicのAPI Key Pageをご確認ください。
マーケティング
現在、このプロジェクトのマーケティングは私の個人メインアカウントを通じたTwitter/XとRedditでのみ行っています。特にAnthropicサブレディットを通じたRedditで最も成功しました。このマーケティングにより、1週間でGitHubのスターを3つ獲得しました。Claは2024年7月の初め、7月1日か2日頃にリリースしました。
結論
AnthropicのClaude-3.5モデルが特にコーディング面でOpenAIのGPT-4モデルを上回ったことは私にとって驚きでした。これを受けて、Anthropicのモデル用にChaのように動作するClaを作りました。この取り組みを始めてから、私はClaを50%、Chaを残りの50%の時間で使用しています。全体として、このプロジェクトがどのように展開していくか、とても楽しみにしています。